Chorocobiスタイル

おけいこ

ウチ来て!達人 File05

暮らしの達人がご自宅マンションにてレッスン。
マンション内の輪がもっと広がります。

料理も器も洋風が主流のおもてなし。でも、ときには和のテイストを取り入れてテーブルを飾ってみてはいかが?“漆(うるし)の器”なら優しい手ざわりや口当たりに心が和み、家族や友人と囲む食卓を楽しく豊かにしてくれます。

3.漆の器についてのQ&A
漆の器に料理の盛りつけをチャレンジしたあとは、ひと休みして質問タイム。普段から漆の器に関して疑問に思っていたことを達人にぶつけてみました。なかには、店頭では聞きにくい質問も。そんな難問にも、達人が率直に回答してくれました。
本音を教えて!Q&A
Q. 本物の漆の器とそうでない漆の器の見分け方は?
A. 漆の器は値段に大きなばらつきがあります。安いものは輸入品であったり、木地がプラスティックであったり、あるいは工程を簡略化して作られているものもあります。それらを見分けるのはプロでも難しい作業。おすすめしたいのが、信用できるお店や作り手を選ぶことです。

「使いながら見る目を養うことが必要なんですね」(石丸さん)

Q. 縁がかけたり、はげたりしたお椀は修理してもらえる?
A. 天然木の木地に丁寧に仕事が施された漆の器であれば、修理ができます。修理は作家さんにお願いするのが一番ですが、自分の作品でなくても修理を引き受けてくださる職人さんもいます。

「漆の器は一生末永くつきあえるのなんですね」(伊部さん)

Q. 先生オススメの漆の器は?
A. 色々ありますが、入れ子の組み椀はおすすめの一品です。収納も場所をとらず、大きな椀は具だくさんの汁物や混ぜごはんなど何でも入れることができ、工夫次第で使い方が広がります。

「色や形が違うものを同じテーブルにのせて違和感がないのも、漆の器の不思議な魅力のひとつですね」(伊部さん)

漆の器を使った和のおもてなし、感想は?
お二人には実際に漆の器に料理を盛っていただき、試食会を行いました。

「漆と言うと重箱とかピカピカした塗り物のイメージがあったけど、今回の器はマットで素朴な質感がとっても素敵ですね」とはお二人の共通の感想。敷居の高いイメージだった漆の器が、より身近になったそう。

「軽くて扱いやすいですね」という感想は伊部さん。パーティ用の大皿は重くて取り扱いにも気を遣いますが、漆の器なら割れる心配もなし。年配の方にも好評で、ユニバーサルデザインとしても注目されているとか。また、他の洋食器と組み合わせて並べても、違和感がないのも魅力です。

「お皿の音がカチカチならないのもいいな」とは石丸さん。陶磁器と金属のカトラリーで食事をする場合、器と当たる音が気になりますが、漆の器でいただく食事はとっても静か。そこには、日本的な情緒が漂っています。

「熱いものを入れて持っても熱くないんですよ!」と達人も。天然木には熱を伝えにくい性質があります。冷たいものを盛っても冷たいまま。合理的な器でもあるのです。

このように、皆で語り合ううちに、いくつもの漆の器の魅力を発見することができました。

達人・小川マア先生のひとこと

今日一番お伝えしたかったのは、漆の器の美しさは与えられるものではなく、使い手が引き出すものだということです。愛着をもって心地よく使い、洗い、拭いていたら、何重にも塗り重ねられた秘められた美しさが引き出されます。

普段づかいとおもてなしのどちらにも使える漆の器を使って、器が食卓と皆さんの輪を楽しく、豊かにしてくれる実感をどうぞ存分に味わってください。
このように、和のおもてなしでホームパーティするのも楽しいですね。皆さんも、普段とは一味違った和ごころで、マンション内のお友達をおもてなししてみませんか? Chorocobi(チョロコビ)はそんな皆さんのちょっとした「ヨロコビ」をお手伝いします。

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