Chorocobiスタイル

おけいこ

ウチ来て!達人 File05

暮らしの達人がご自宅マンションにてレッスン。
マンション内の輪がもっと広がります。

料理も器も洋風が主流のおもてなし。でも、ときには和のテイストを取り入れてテーブルを飾ってみてはいかが?“漆(うるし)の器”なら優しい手ざわりや口当たりに心が和み、家族や友人と囲む食卓を楽しく豊かにしてくれます。

2.漆の器を使った盛り付けにチャレンジ
それでは漆の器を使った盛り付けに挑戦。漆の器はどんなお料理とも相性抜群ですが、いくつかポイントもあります。そのひとつがお箸で食べられるメニューを選ぶこと。

「傷がつきやすいので、金属のフォークやナイフではなく、木製の箸と組み合わせてください」(達人)
パスタならロングよりもショートタイプを選んだり、ステーキを盛るならサイコロ状に切ってから出すなど、ひと手間があれば、おもてなしの可能性はグンと広がります。

※盛り付けはテーブルコーディネーターが指導しました。

朱塗り皿×イタリアンで モダンなランチ
小エビとブロッコリー、キノコのクリームソース煮を、6寸の朱塗り皿に盛りつけた。ホワイトソースの白と朱色の皿の組み合わせが新鮮でモダンに映ります。イタリアンパセリなどの緑でアクセントを添えるのがポイントです。
おかずも引き立てる伝統の色づかい
朱塗りと黒塗りは和の伝統の色づかい。あっさりした和食材の色を引き立て、上品に見せてくれます。左はニンジン、レンコン、キュウリ、シャケのゴマ酢和え。右がアジ、ナス、カボチャの甘辛揚げ。煮物などのおかずもあえて漆の器に盛り付けることで、和の雰囲気を生かしたトータルコーディネートが可能です。
漆の器と洋風デザートのコラボ
洋風デザートもあえて和食器に盛り付けることで違った魅力が見えてきます。ヨーグルトとプチショートケーキを、黒塗りの皿と朱の椀で重ねて配置。カトラリーも漆塗りなので、漆の器との相性もバツグンです。
実際に盛り付けにチャレンジしたお二人。漆の器の意外な使い道に感心した様子です。

「6寸のお皿がスタンダードな大きさみたいですね。この大きさならトレイにもなるし、いろんな用途に使えて便利そう」(石丸さん)


レーズンといちじくのドライフルーツと黒ゴマのチーズをオードブル風に。
「赤と黒だからもっと派手かと思いましたが、結構なじみますね。油分の多いホワイトソースにも使えるなんてちょっと意外です。オードブルを載せたの(左の写真)が特に素敵!本当に何でも合うんですね」(伊部さん)
もちろん家族の普段使いにもおすすめ

子ども用の漆塗りの小椀に、ごはんとお味噌汁を盛りつけた普段の食卓風景。軽くて壊れにくい漆の器は、手元がおぼつかないお子様にもぴったり。

洋風朝ごはんの食卓にも漆の器を使えばモダンな雰囲気に。彩りのいい野菜を添えれば、自宅で気軽にカフェめし気分。

point
漆の器の手入れ
「漆の器はまず水拭きしてから使っていました」と石丸さん。子どものころお母様に漆の器は必ず水拭きしてから使うよう、教わったそう。しかしこれは実は根拠は無いようです。「漆の器の扱い方には多くの迷信や誤った習慣があるんです」と達人。扱い方のコツは以下の4点です。
(1)水または薄めた洗剤で洗い、水気は布巾で
   よく拭き取る。
(2)冷蔵庫、電子レンジ、食洗機、乾燥機では
   使用しない。
(3)日当たりのいいところへは置かない。
(4)なるべく毎日使う。

水分は吸収のいい布でよく拭き取って
達人曰く「漆の器は人間の肌と同じ」とのこと。洗剤や、水道水をつけたままは避け、急激な温度変化がある冷蔵庫や電子レンジもNG。そして毎日使うことが何よりも大切。毎日使って洗うことで漆が大好きな水分が保たれ、ベストな状態の維持につながるのです。

▲このページの上へ