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ウチ来て!達人 File03

暮らしの達人がご自宅マンションにてレッスン。
マンション内の輪がもっと広がります。

「Chorocobiコミュニティ」や「Chorocobiブログ」でも話題のガーデニング。最近では、ハーブなどの草花を自由に組み合わせてひとつの鉢やプランターに植える、「寄せ植え」が人気を集めています。
その魅力は、なんといってもその無限なバリエーション。好きな組み合わせで作る、いわば「小さな庭」といえます。今回は、マンションのバルコニーでも楽しめる「寄せ植えガーデニング」にチャレンジします。

達人PROFILE 寺井 通浩
渋谷区上原にてアトリエ
「からならの木」を主宰。「植物と暮らす」をテーマにガーデニングやディスプレイを手がける。月に1回花の教室も開催するほか、個人宅のコーディネート相談も受け付ける。

からならの木 http://www.karanara.com/

今回のChorocobi会員

高山さん
杉並区のマンションにお住まいの高山さん。広々としたテラス(バルコニー)ですでにガーデニングを楽しんでいます。「母の影響で始めたガーデニングですが、ほとんど自己流。今回はいろいろ教わりたいです」


1.【準備する】まずは植えたい植物選び
テーマを最初に決めることが大切
寄せ植えをする前に、まず最初にどこに置くかを決め、次に場所にあわせたプランターの大きさを決めます。そして、どんな寄せ植えを作るか明確なイメージを描きます。つまり、テーマ設定。
たとえば、「好きなお花を楽しむ」とか、「収穫を楽しんでおいしく食べる」など。ちなみに今回は「季節の花を楽しむこと」がメインテーマです。

基本的にどんな草花を選ぶかは自由ですが、限られた空間の中で、やはりバランスを考えることは重要です。高さのバリエーションや、色どり、咲く花の季節など。あなたのセンスを発揮して、楽しんで選びましょう。

用意するもの
植物はシンプルで同系色のものを選択

事前に高山さんがリクエストしたのは「ナチュラルでシンプル」な雰囲気。そこで達人は大きな花をつけるものではなく小花系の植物を中心に用意しました。その中から高山さん自らが選んでいきます。最終的には以下の9種類。紫をメインにした同系色でまとめました。

1.テディーベア※
 レンガ色のミニバラ、色が変化する事もある
 (四季咲き)
2.バーベナ・ブルーラグーン
 青紫色の花がこんもり咲く(一年草)
3.ユーカリグニー
 葉が丸い銀葉系のハーブ(多年草)
4.スクテラリア・ブルーファイヤー※
 波のような形の紫色の花(多年草)
5.シルバータイム
 白い斑葉のハーブ(多年草)
6.ワイヤープランツ
 茎が横に這うように伸びる(多年草)
7.デュランタライム
 ライム色の明るい葉のハーブ(多年草)
8.レースラベンダー
 レース編みのような細かい葉形のハーブ
 (四季咲き)
9.ストロベリーキャンドル※
 イチゴのような赤い花(一年草)
※1、4、9は春に出回る植物なので、夏は手に入りにくい場合があります。
※今回はハーブも多く取り入れています。もちろん食べられるものもありますが、
 他の花等からの虫移りが心配。お料理用ハーブを育てる場合は、他品種との寄せ植は
 避けた方が無難です。 目的別に育て分けをしましょう。

「小さな葉モノも、色合いや形もそれぞれ微妙に違っているのですね。それぞれがすごくかわいいです。
出来上がりが楽しみになってきました」(高山さん)

土や石、道具を準備します
1.プランター(キャベツボックス)
2.培養土
3.ジョウロ
4.軽石
5.スコップ(プラスチック製)※
6.スコップ(金属製)※
7.園芸用はさみ
8.園芸用グローブ※
※スコップの使い分け  
金属製のものは土に穴を開ける用、プラスチック製のものは土入れ用で、目的別に持っておくと
ちょっと便利。
※園芸用軍手
園芸用は爪に土が入りにくく、多少水に濡れても大丈夫なのでオススメ。
アンティークなプランターを用意
「アンティークっぽいイメージ」というリクエストを受けて、達人が用意したのが”キャベツボックス”。名前の通り、実際に海外でキャベツの収穫の際に使っていた木製の箱で、底には金網がはってあります。そのままだと強度が気になるので、コーナーはL字金具で補強し、更にコーキング剤で防水処理をしてあります。
キャベツボックスは一般的に流通しているわけではないため、なかなか手に入りません。ですが普通の木箱でも、底板に数箇所の穴を開けて金網を敷き、防水処理を施せばプランターとして使う事ができるそうです。

「うちにも木箱があるんです。ただやっぱり木製なので、そのままプランターとして使うのは気になっていて。こんな加工方法があるのですね。」(高山さん)

水はけをよくするために必須の軽石
鉢底の水はけ用に軽石(大粒)を入れて根腐れを防止します。水はけ用の鉢底石はどのような植物を育てる場合でも絶対に必要です。

ちなみに高さや枝葉のもっと大きな植物を植える際には、軽石ではなくもっと大きなゴロ石を使ったりします。

POINT
培養土について

「腐葉土と違うの?」高山さんから素朴な疑問が上がりました。

「腐葉土は葉が腐り、完全な土になる直前のもので、それだけではパサパサしていて固まりません。色々な土を混ぜて使うのが一般的で、既にブレンドされているのが培養土です。そのまますぐに使えるので便利ですよ。肥料が含まれている場合は、植える際の追肥も必要ありません」(達人)

ちなみに観葉植物用には「観葉土」と呼ばれる土があり、培養土に比べて乾きやすいブレンドがされています。培養土を室内の観葉植物に使ってしまうと、土が蒸れて虫の発生につながる事もあるので要注意。目的別に正しく使い分けましょう。

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