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風水とは、一言でいえば、環境学のようなもの。大地からわき上がる「気(エネルギー)」の意味を知り、それらをコントロールして、運気をあげようとする学問です。
風水には、「形法風水」と「理気風水」の2つがあります。
「形法風水」は、自然の山などの大地における気の流れを読むものです。家の周囲の環境を診断して、家に「気」を招き入れて循環する環境を整えます。
「理気風水」は、陰陽五行説にもとづき、5つのエレメントと、8つの方位の法則を利用して、運を高めようとするものです。
「理気風水」では、セオリーに従って、家具や置き物などの配置や飾り方を工夫することで、自然のエネルギーである「気」のあふれる環境をつくりだすことができます。
いきいきとした花々が飾られ、風通しのいい窓際、心地よい部屋の色彩。自分が気持ちよく美しいと感じる心や、自然のエネルギーを大切にしながら生きていくことが、風水の基本的な考え方といえるかもしれません。
「気」とは、自然の生命力、大地から生まれるエネルギーです。
「気」がたくさん入ってきて、家の中をゆっくり巡回するような家、それがよい風水の家です。よい「気」のあふれる家で過ごすことで、家族が「気」の恩恵を受けて、「元気」や「やる気」が出てきます。
家での運気アップのためには、まず家の中をきちんと整理整頓したり、窓や換気扇を利用して新鮮な空気を取り入れたり、室内の空気の巡りをよくしてあげることが大切です。
風水のは、陰(イン)と陽(ヤン)という、2つの相反する力が作用し合って森羅万象を司るとする、古代中国からの教えをもとにしています。
「陰」は、暗い、静か、重い、雨、女性的、受動的などの意味。
「陽」は、明るい、にぎやか、晴、男性的、能動的などの意味があります。
風水インテリアを考えるうえで最も重要なのは、陰と陽のバランスです。
たとえば暗くて陰気な部屋には明るい色を使い、日光の入る明るい部屋には涼しい色を使うなどして、陰と陽のバランスをうまく釣り合わせながら、部屋の運気を上げていきます。
五行は、5つのエレメント(要素)で世界を説明する理論です。
この5つは、木・火・土・金(メタル)・水の自然界に存在するエレメントで構成され、互いに作用しあって循環しています。
「水は木を育て、木は火を生み出し、火は灰をひいて土を生じ、土は金属を生じ、金属は水を作り出す」、このように「気」のパワーを高める関係性を「五行相生(ごぎょうそうじょう)」といいます。
逆に、「火は金属を溶かし、金属は木を傷つけ、木の根は土の栄養を吸い取り、土は水を埋め立て、水は火を消す」という、「気」のパワーを弱める破壊の関係性を、「五行相剋(ごぎょうそうこく)」といいます。
詳しくは、以下の【五行相関図】を参照してください。
この2通りの関係性を生かして、それぞれのエレメントのよい力を引き出し、悪い力を抑えていくのが、風水を生かす上での基本となります。

開運したい方位に、その方位を象徴する5つのエレメントに関係したインテリア(素材・色・かたち)を取り入れることによって、運気を上げていくことができます。
エレメントは、「素材・色・かたち」で判断します。 パワーの強さを比較すると、素材が10、色が9、形が4くらい。もちろん「素材・色・かたち」すべて一致するものがベストですが、いずれかひとつでも構いません。
また、インテリアに応用する際には、自分が気に入ったデザインであることも重要です。
いくら風水的に強力なアイテムでも、自分が気に入らなかったり、インテリアにそぐわなかったりするものを無理に取り入れる必要はありません。
風水を考えるうえで一番大切なのは、いかに自分が気持ちよく暮らせるかということなのです。

風水では、木・火・土・金・水の5つのエレメントを、それぞれ南・南西・北西・北・北東・東・南東の8つの方角「八方位」に振り当てています。
運もまた、八方位に振り当てられます。
南は、人気・名声運、
南西は、恋愛・結婚運、
西は、子孫・子ども運、
北西は、バックアップを得る後援運、
北は、職業運、
北東は、学業・知識運、
東は、健康・家族運、
南東は、財運に関係しています。
各方位にマッチしたエレメントのインテリアにする ことで、その方位のエネルギーが高まり、運を高め てくれます。
家の風水を診断するためには、まず家の間取りの中心点を探し出して、南・南西・北西・北・北東・東・南東の8つの方角「八方位」に分ける必要があります。
家の中心点を出すときは、ガレージ・庭・ベランダは外して考えます。
マンションの間取り図が長方形や正方形の場合には、その対角線を結ぶ2本の線の交わった場所が、家の中心点となります。
中心点を出したら、真北の方角を調べて、北から右回りに、8つの方位を割り出します。
風水では、このように部屋の方位を測定し、割り出された方位に応じて、運気の上昇を考えていきます。






