フィナンシエ - 料理研究家 渡辺麻紀の休日おしゃレシピ・ノート♪
 
 
 
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料理研究家 渡辺麻紀の休日おしゃレシピ・ノート♪

Note 21   フィナンシエ

2009年9月 2日 10:00

recipe21.jpg フランスの代表的な焼き菓子のひとつです。

その昔、金融街にあったお菓子屋さんが、近くで働く金融マン達に、資料片手に片手で食べられるお菓子を・・・と思い考案したといわれています。
なので、フィナンシエ型は、金の延べ棒に似せた形をしています。

フィナンシエはフランス語ですが、英語のファイナンスと同義語です。

型をお持ちでない場合はプリン型や、市販の紙製のマフィン型などで代用してもよいでしょう。その場合型に流す生地は1.5cmほどの高さになるようにしてください。ここでは、2種類の型で焼いたものをご紹介します。

材料

【フィナンシエ型 プリン型 各8ヶ分】

無塩バター … 70g
卵白 … 3ヶ分
薄力粉 … 30g
アーモンドパウダー … 50g
グラニュー糖 … 80g

 

zairyo21-2.jpg

作り方

型がテフロン加工でない場合は、型にうすくバターを塗り、薄力粉をうすくつける。(ともにレシピ外)
薄力粉とアーモンドパウダー、グラニュー糖を合わせてふるっておく。
バターを小鍋にいれ、中火にかける。この鍋の底がつけられるような口径のボウルに冷水を張っておく。
howto21_4.jpg 時々かき混ぜながらバターを栗の鬼皮の色になるまで加熱し、すぐに小鍋の底を冷水につける。

40度ほどになったら(お風呂の温度ほど)、水からはずしておく。
ボウルに卵白をいれ、ホイッパーでほぐすように混ぜる。泡立てるようにしないこと。
(2)の粉類を加え混ぜ、なめらかになるよう混ぜる。
(4)の焦がしバターを茶こしで漉しながら加え混ぜる。
型の8分目まで分け入れ、200度のオーブンで10分、190度に落として5分間焼く。
型から取り出し、ケーキクーラーの上などで冷ます。

ポイントメモ

焼き上がったフィナンシエは、ジプロックやタッパーにいれて冷蔵庫で保存すれば1週間ほどおいしく食べられます。また、焼き上がりが冷めたらすぐ、ラップでくるんで冷凍することもできます。いずれも、室温に戻してからいただきましょう。

ここでは、アーモンドパウダーをたっぷり使ったリッチなレシピにしました。そして、おいしさの秘密は焦がしバターの香ばしさ。バターを加熱していると、色づき始めた頃、ふわりと甘い香りに変わります。この匂いと栗色の瞬間を逃さないで!このタイミングをつかめれば、お店で買う必要がなくなるほど、おいしいフィナンシエが作れます。

profile

渡辺 麻紀

大学在学中よりフランス料理研究家上野万梨子氏のアシスタントを勤める。ル・コルドン・ブルー代官山校に5年間勤務。
フランス、イタリアへの料理留学後、テレビの料理番組などのフードコーディネーターを経て現在は料理家として、雑誌や企業へのメニュー提案などを手掛ける。
http://www.makiette.com/
[著 書]
「おいしくできた!ひとりぶん」(主婦と生活社)
「圧力なべで簡単おかず」(主婦の友社)